Ens: ファンタスティクス(オランダ)

ファンタスティクス Fantasticus (古楽アンサンブル)

【メンバー】
木村 理恵(バロック・ヴァイオリン)
ロバート・スミス (ヴィオラ・ダ・ガンバ
ギジェルモ・ブラケッタ(チェンバロ)

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  アンサンブル

『ファンタスティクス』は、表現豊かで大胆、そして奔放なバロック音楽様式である『スティルス・ファンタスティクス』を名前の由来として2009年に結成された古楽トリオ。オランダ・アムステルダムを本拠に活躍する。

 メンバーは、木村理恵 (バロック・ヴァイオリン)、ロバート・スミス (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ギジェルモ・ブラケッタ(チェンバロ)の3名。

 スティルス・ファンタスティクス様式の古楽曲をはじめ、17、18世紀にフランス、イタリア、ドイツ、イギリスなどのヨーロッパで生まれた選りすぐりのバロック音楽を愛好家に届けている。

 コンサート・音楽祭参加

これまでに、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ユトレヒト古楽音楽祭、イギリスのリポン国際音楽祭、ライ国際音楽祭、フランスのイティネレール音楽祭、日本の北とぴあ国際音楽祭など、様々な音楽祭や演奏会シリーズで公演し、その演奏は『卓越した表現力』(英 The Strad誌)と『感動的かつエレガントな演奏』(英BBCミュージックマガジン誌)などと評されている。2015年6月には、初めてロンドンのウィグモアホールからの公演招聘を受け、さらなる飛躍を目指している。

 CD発売

2012年にはファンタスティクスの初のCD “Fantasticus Baroque Chamber Music” が英国のレーベル “Resonus Classics” よりリリース。英 The Strad 誌より 『才能の開花、傑出のデビュー』として推薦盤に選出されたほか、多くの音楽誌に取り上げられて好評を得た。

 2013年にはフランスバロック音楽を収録した2枚目のCD”Sonnerie”が同レーベルよりリリースされ、英グラモフォン誌より『トップクラスのアンサンブル、至極の演奏』として推薦盤に選出されたほか、同国Early Music レビュー, BBCミュージックマガジンでも好評を博し、オランダの”Radio 4″ および音楽テレビ番組”Opium” に出演した。

 2015年6月にはメンバーの木村理恵をソリストとしてイタリアのヴァイオリンソナタを収録した”Tartini & Veracini”がリリースされた。早速オランダの新聞de Volkskrant誌で最高評価の5つ星を獲得している。

Webpage (English with music) — http://www.fantasticus.nl/

 

木村 理恵(バロック・ヴァイオリン) Rie Kimura (Baroque Violin)

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アムステルダム音楽院バロックヴァイオリン科を栄誉賞付きで卒業、同大学院修了。ヴァイオリンを吉野薫、熊井雅美、竹内久文、ゲルハルト・ボッセの各氏に、バロックヴァイオリンをルーシー・ファン・ダール、パウル・エレラ、渡邊慶子、山縣さゆりの各氏に師事。

これまでにユトレヒト古楽音楽祭、ライプツィヒ・バッハ音楽祭、リポン国際音楽祭、イティネレール・バロック音楽祭、北とぴあ国際音楽祭など多くの音楽祭に出演。アンサンブルではファンタスティクス(Fantasticus)のメンバーとして活動をするほか、ルーシー・ファン・ダール、トン・コープマン、リチャード・エガー、パオロ・パンドルフォの各氏などと共演。オーケストラではトン・コープマン氏率いるアムステルダム・バロック・オーケストラや、オランダバッハ協会管弦楽団、アポロ・アンサンブル、バッハ・コレギウム・ジャパン、クラシカル・プレーヤーズ東京などの演奏会、録音に定期的に参加。

2008年古楽コンクール<山梨>旋律ソロ部門最高位、2009年ブルージュ国際古楽コンクール室内楽部門第2位、2010年ボンポルティ国際コンクールヴァイオリンソロ部門最高位及び聴衆賞受賞。

録音に、ファンタスティクス”baroque chamber works”(英The Strad誌推薦盤)、”sonnerie & other portraits”(英BBC誌推薦盤)、ピーターヤン・ベルダー氏とのデュオ”Jacques Duphly harpsichord works”ほか。2015年6月に初のソロCDとしてイタリアのヴァイオリンソナタを収録した”Tartini & Veracini”がリリースされた。早速オランダの新聞de Volkskrant誌で最高評価の5つ星を獲得している。

 

ロバート・スミス  (ヴィオラ・ダ・ガンバ) Robert Smith

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イギリス生まれ。アムステルダム音楽院バロックチェロ科、およびヴィオラ・ダ・ガンバ科を卒業、同大学院修了。バロックチェロをヴァルター・ミュラー、ヤープ・タール・リンデン、ヴィオラ・ダ・ホーグの各氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・ダー・ヴェルデン、パオロ・パンドルフォの各氏に師事。

これまでにユトレヒト古楽音楽祭、ライプツィヒ・バッハ音楽祭、ブルーネンタール音楽祭、リポン国際音楽祭、イティネレール・バロック音楽祭、北とぴあ音楽祭など多くの音楽祭に出演。アンサンブルではファンタスティクス(Fantasticus)のメンバーとして活動をするほか、トン・コープマン氏率いるアムステルダム・バロック・オーケストラや、インスラ・オーケストラ、バロック・オペラ・アムステルダムの演奏会、CD録音などに定期的に参加、国際的に活躍している。

2009年ブルージュ国際コンクール室内楽部門にて第2位、同年ファン・ヴァセナール国際古楽コンクール(オランダ)室内楽部門にて聴衆賞、2010年ブルーネンタール国際ソリストコンクール(オーストリア)にて第2位、2012年バッハ・アベル国際ヴィオラ・ダ・ガンバコンクール(ドイツ)にて優賞、聴衆賞、特別賞を受賞。録音に、2014年リリースのソロアルバム “Tickle the Minikin”(英BBC誌推薦盤)、ファンタスティス”Baroque chamber works”(英The Strad誌推薦盤)、”Sonnerie & other portraits”(英BBC誌推薦盤)など。

 

ギジェルモ・ブラケッタ Guillermo Brachetta(チェンバロ)

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アルゼンチン生まれ。デン・ハーグ王立音楽院、アムステルダム音楽院チェンバロ科卒業。ジャック・オッホ、メノ・ファン・デルフトの各氏に師事。また、ルーシー・ファン・ダール女史のレッスンの常任通奏低音奏者を務める。

ファンタスティクスのメンバーとして活動するほか、メノ・ファン・デルフト氏とのチェンバロデュオなどの室内楽、レジデンス・オーケストラ、オランダ室内楽オーケストラ、 ニュー・ダッチ・アカデミーなどのオーケストラのメンバーとして演奏会、CD録音に参加、国際的に活躍している。

演奏活動のほか、17,18世紀の楽譜の発掘、編集も手がけ、多くがCambridge University Pressより出版されている。2014年、初のソロCD”Ciaccona”が”Resonus Classics”よりリリース。

【参考音源】

https://www.youtube.com/user/EnsembleFantasticus

ルクレール、マレ、ブクステフーデほか。