トリオ・ヴァンダラー日本ツアー2018

世界最高の常設ピアノ・トリオとの有り難い呼び声を頂戴している「トリオ・ヴァンダラー」が2018年6月に2年ぶりに来日しました。

今回の日本ツアーでは、トリオの名称の由縁でありメンバーが特に強い思い入れのある「シューベルト」をコアに据え、サントリー・チェンバー・ミュージック・ガーデンへの出演では、トリオのコンサートのほか、「フィナーレ」と題したガラ・コンサートで日本を代表する弦楽器奏者さんたちとの共演も企画されました。

さらに武蔵野市民文化会館では、2夜連続のシューベルトプログラムも。第一夜に組み込んだピアノ五重奏「鱒」には、ベルリン在住のヴィオラ奏者赤坂智子氏、コントラバスの名手池松宏氏の実力派メンバーが加わりました。

【ツアー日程】

6月14日(木)サントリー・チェンバー・ミュージック・ガーデンでのマスタークラス

受講生:サントリー・チェンバー・ミュージック・ガーデンのアカデミー生によるトリオ3組


写真提供:サントリーホール

6月15日(金)19時開演、サントリー・ホール・ブルーローズ、主催:サントリーホール

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11「街の歌」
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.32
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D.929

6月16日(土)14時開演、兵庫県芸術文化センター神戸女学院小ホール、主催:兵庫県・兵庫県立芸術文化センター

ハイドン:ピアノ三重奏曲 第41番 変ホ短調 Hob.XV-31
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 Op.97「大公」
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D.929


写真提供:兵庫県立芸術文化センター、撮影:飯島 隆

6月17日(日)14時開演、サントリー・ホール・ブルーローズ、主催:サントリーホール

バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(ヴァイオリン:渡辺玲子)
ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 Op.81 より 第2楽章、第3楽章
(ヴァイオリン:竹沢恭子、ヴィオラ:川本嘉子)


写真提供:サントリーホール

6月18日(月)18:45開演、宗次ホール(名古屋)、主催:宗次ホール

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11「街の歌」
アレンスキー:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.32
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D.929


写真提供:宗次ホール

6月21日(木)19時開演、武蔵野市民文化会館 小ホール、主催:武蔵野文化事業団

シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D.898
ピアノ三重奏曲 変ホ長調「ノットゥルノ」 D.897
ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」D.667 *
*赤坂智子(ヴィオラ)、池松宏(コントラバス)

6月22日(金)19時開演、武蔵野市民文化会館 小ホール、主催:武蔵野文化事業団

シューベルト:
デュオ・ソナタ イ長調 D.574(Vn+Pf)
アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(Vc+Pf)
ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D.929


写真提供:スタジオピオティータ(リハーサル時)

トリオ・ヴァンダラーの略歴などは、こちら