ピオティータの段階的な営業再開

当初記事日付・・2020年5月25日
改訂・・2020年5月30日
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東京都が6月1日から「ロードマップステップ2」への移行を発表したことを踏まえ、
スタジオ・ピオティータの利用制限も同日から変更いたします。
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スタジオ・ピオティータは、緊急事態宣言が解除されたことを受け、5月27日(水)から段階的に営業を再開いたしました。

世界各国の情勢はいまだ予断を許さず、日本にも第二波来襲も想定されるとの情報もございます。ピオティータは音楽の場所をできるだけ確保したいという思いと、人々の健康第一の観点のバランスを重視し、東京都が発表した「ステップ1〜3」に従って、段階的に利用規制を緩めてゆくことといたしました。なお、今後の情勢の変化により、運営方針の変更などが有りえますので、どうぞお含みおきください。

【東京都ロードマップ:ステップ2での対応】(6月1日月曜日から)

1.リハーサル・個人練習・・・同時入館4名まで、かつ、一回のご利用で連続4時間を上限と致します。
2.録音録画・配信・・・同時入館3名まで、かつ、一回のご利用で連続4時間を上限と致します。
3.演奏会・講習会・発表会など・・・ごく小規模なもののみになりますが再開いたします。通常30席が定員のところ最大9席(客席間1.8m)、本番時間は休憩なしの60分までとなります。

(注1)声楽の方はご利用をお控えください。管楽器の方は内容をよくお聞きした上での判断といたします。小規模空間につき、何とぞご理解をお願いいたします。

(注2)入館時の手洗いと館内でのマスクの着用をお願いいたします。

(注3)予約と予約のあいだには30分間の換気・消毒タイムを設けますので、前の予約の方がいらっしゃる場合、その30分後からの予約受付となります。

(注4)録音録画・配信については、3月の時と同様に、無料支援キャンペーンを行います。(機材代、サポート人件費が無料になります)

(注5)演奏会・講習会・発表会については、以下の事項へのご協力をお願いいたします。
 
①演奏者(主催者)に事前にお願いしたい事項
・お客様は完全予約制。フルネームと電話番号を事前に必ず聴取してください。また東京・神奈川・埼玉・千葉以外からのお客様は禁止とします。(長距離移動回避)
・受付は無人でお願いします。入場客は予約者名簿に自分でチェックして入場(手洗い前に)。会計は原則として別途振込などで済ませる。やむを得ない場合は、お釣りのない金額を封筒に入れ、フルネームを書いて終演後に主催者に渡すように徹底ください。
・物販は禁止です。チラシ配布して通販に誘導しその場で申込書を書かせ提出させるのは可、サンプル商品を手にとらせるのは不可。
・終演後のお見送り、声がけタイムは禁止です。感想をSNSまたはメールで寄せてもらう仕組みをあらかじめ用意してプログラムなどに記載するなどの工夫をお願いいたします。
・お客さまも含めて全員マスク着用、入館時に石鹸での手洗いを求める旨の協力依頼を事前にお願いします。

②お客様に依頼したい事項
・館内ではマスクを外さないようにお願いします。
・館内での会話は極力控え、必要のある方は玄関から外に出るか、小声でお願いいたします。

★東京都による段階的な自粛要請措置に従い、ピオティータも利用制限を随時変更する予定です。イメージ図を参考までにご覧ください。ただし、今後の情勢変化により変更される可能性がございます。随時ご確認または、直接お問合せください。

★新型コロナの情勢変化に伴って、一旦お受けした予約をキャンセルせざるを得ない場合には、キャンセル料は頂きません。

(画像クリックで拡大されます)

 

オーディションなどのためにタイムリーな録音録画を必要とされる方については、ご事情をお聞きした上で、利用制限中も上記のルールを柔軟に適用させていただく場合がございます。どうぞご相談ください。

【ピオティータの考え方】

「密閉」について

ピオティータには、冷暖房装置とは別に、12-13分で室内の空気をすべて入れ替えることのできる換気装置が設置されています。静音性能を重視した仕様で排気と吸気の両側にファンが設置されたものです。また、半地下ではありますが、ドライエリアに面した2m x 2mの大型の窓もございます。静寂性・防音性を備えながらも、通常時で30名までの換気性能を確保しております。ただし、新幹線の換気性能は6-8分で車内の空気を一巡させるものとのことですので、それには及びません。これらのことから、密閉空間であるリスクは大きくはないものの、警戒レベルの高いうちは入館人数への配慮が必要と考えております。

「密集」について

ソーシャルディスタンスという意味では、対人間隔を2mとすることが推奨されています。ピオティータで演奏会・講習会等を行う場合、全員がステージを向いて着席するという前提で、警戒レベルが中程度のうちは1.8m、その次の段階では1mを確保することと致します。

「密接」について

発声や頻繁な会話はリスクが高いと言われており、声楽系の集まりでは日本でも他国でもクラスターの事例が報告されています。ピオティータは上記の通り部屋としての密閉性リスクは中程度ですが、小規模な施設であることも勘案、申し訳ございませんが、声楽系の方々のご利用については、しばらく先までご遠慮ください。管楽器については、警戒レベルが中程度に下がったあとは、ご相談内容に応じて検討させていただきます。

「演奏会等」について

ステージ2から、限定的に解禁いたします。ただし、ステージ2では、客席間の間隔を1.8m空けるため、楽器編成によりますが最大わずか9席しか作れません。また本番は休憩なしの60分のミニコンサートまでとさせていただきます。現実的には弾き合い会的なもの、またはにライブ配信による演奏会に少人数の関係者、スポンサー、VIP客などを入れた格好を想定することになろうかと思います。

ステージ3では、客席間隔を1mとしますので、最大18席ご用意できます。通常の定員30名に対して制約は残りますが、小規模なサロン風コンサートにはお使いになれると思います。本番時間も窓開け換気休憩15分を挟んで100分まで対応いたします。