Pf: フランソワ=フレデリック・ギィ(フランス)

フランソワ=フレデリック・ギィ François-Frédéric GUY (ピアノ)

** 2017年5月ラ・フォル・ジュルネ(東京)参加、2017年6月来日公演 ** (次回は2018年6月の予定)

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フランソワ=フレデリック・ギィは、何よりもまずドイツロマン派、とりわけベートーヴェンのスペシャリストとして広く知られている。彼は2008年に、ベートーヴェンのソナタ全曲および5つのピアノ協奏曲の演奏会および録音のプロジェクトをスタートさせた。彼は室内楽奏者としての活動にも真摯に取り組んでおり、ベートーヴェンのピアノと弦楽器のための作品につき、定期的にバイオリン奏者テディ・パパヴラミおよびチェロ奏者グザヴィエ・フィリップと共演している。彼はこのベートーヴェンプロジェクトの一環として、ワシントンDC、パリ、リオデジャネイロ、モンテカルロ、メスその他の都市で、ピアノソナタ32曲全曲演奏会のシリーズを行っており、最近では、 ラ・コート・サン・タンドレのベルリオーズフェスティバルでも演奏している。

ソナタ全曲のライブ録音のボックスセットは、2013年10月にフランスのレーベルであるジグザグ・テリトワールからリリースされた。同レーベルからは、フランソワ=フレデリック・ギィの録音として高い評価の確立している「詩的で宗教的な調べ」を含むリストのアルバムがリリースされている。さらに、ナイーブクラシックからも多数発売されている。また、2015年6月には、シャンドスから、ピアニストジャン‐エフラム・バウゼとのデュオアルバムがリリースされた。

フランソワ=フレデリック・ギィは、「ベートーヴェンは音楽のアルファでありオメガである」というほどベートーヴェンを敬愛しているが、それだけでなくバルトーク、ブラームス、リスト、プロコフィエフにも非常に造詣が深い。さらに、イヴァン・フェデーレ、マルク・モネ、ジェラール・ペソン、ブルーノ・マントバーニ、ユーグ・デュフールなどの現代音楽作曲家と強い関係を持っており、特にデュフールについては、彼の代表的ピアノ曲である2006年作曲の「魔王」が、ギィに捧げられている。また、彼は、マルク・モネの「断章」(2007)および、ポルト管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、BBC管弦楽団などと共演したマントバーニのダブルコンチェルト(2012)の世界初演を行っている。2013年10月には、トリスタン・ミュレル作曲の「界の幻滅」の世界初演をソウル交響楽団と共演して行った。

フランソワ=フレデリック・ギィは、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン交響楽団、パリ管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団などの有名なオーケストラへ、定期的にゲスト出演をしている。また、彼は、エサ=ペッカ・サロネン、ベルナルト・ハイティンク、大野和士、マルク・アルブレヒト、フィリップ・ジョルダン、ダニエル・ハーディング、ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ベルグルンド、ライオネル・ブリンガー、マイケル・ティルソン・トーマスおよびケント・ナガノなどを含む世界の著名な指揮者と共演している。彼のリサイタルは、ロンドン、ミラノ、ベルリン、ミュンヘン、モスクワ、パリ、ウィーン、およびワシントンDCを含む主要な都市のコンサート・ホールや、ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノフェスティバル、ワルシャワのショパン・フェスティバル、ボンのベートーヴェン・フェスティバル、モンテカルロ春の芸術祭、およびチェルトナム・フェスティバルなどで演奏している。

フランソワ=フレデリック・ギィは、デビュー当時からソリストとしてだけでなく、リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団、アヴィニョン交響楽団の指揮者としても活躍してきており、しばしばベートーヴェンの協奏曲全曲の弾き振りをしている。最近では、モンペリエ・ラングドック・ルションにおけるフランス放送音楽祭において、シンフォニア・ヴァルソヴィアと共演して協奏曲全曲演奏会を行っており、シンフォニア・ヴァルソヴィアとは同じプログラムで2015/2016にツアーを行う予定である。また、この秋にはパリ室内管弦楽団を指揮することになっている。さらに今シーズン(2015/16シーズン)、彼は、モスクワ・シティー・シンフォニーオーケストラ、ローマ歌劇場管弦楽団、ペイ・デ・ラ・ロワール国立管弦楽団、カッセル州立劇場管弦楽団との共演が決まっている。ソロリサイタルとしてはウィッグモアホール、ブリュッセルのフラジェ、アムステルダムムジークゲボウ、およびパリのサル・ガヴォーに出演予定となっている。

フランソワ=フレデリック・ギィはメサ市アーセナルホールのレジデンシャル・アーティストとなっている。

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