ピオティータ・レジデント・アーティスト(新規2組4名)

スタジオ・ピオティータでは、新たに古楽系とモダン楽器系それぞれ一組づつのグループをレジデントとしてお迎えすることになりました。それぞれ年に1-2回のコンサートを行うことを予定しています。実施は夏以降に予定しており、詳細は決まり次第お知らせします。

Lynx Consort(チェロ:山根 風仁、チェンバロ:星野 友紀)

山根 風仁 (やまね ふうと、チェロ)
1996年高知県生まれ。チェロを10歳で始める。
土佐高校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。
2018-2020シーズン、東京藝術大学バッハカンタータクラブの演奏委員長を務め、バッハの宗教作品に指揮者として取り組む。
ソリスト、室内楽奏者として、国内外のオーケストラ、奏者と多数共演するほか、古楽器奏者として、オーケストラ・リベラ・クラシカ、コントラポント、ラ・ムジカ・コッラーナをはじめとする公演、録音に参加する。TV朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「古楽の楽しみ」等に出演。
2019年、バロックから近現代までの作品をヒストリカルに演奏することを目的とした演奏団体 ”Lynx Consort” を立ち上げ、チェリスト、音楽監督、指揮者として、第一線で活躍する奏者とともにコンサートシリーズを展開している。
これまでにチェロを上塚幸代、上塚憲一、河野文昭、鈴木秀美の各氏に師事。2020年秋より、英国王立スコットランド音楽院(グラスゴー) HIPP (Historically Informed Performance Practice)科 修士課程に進学予定。

 

星野 友紀 (ほしの ゆき、チェンバロほか)
東京藝術大学附属音楽高校、同大学音楽学部ピアノ専攻を卒業、同大学大学院修士課程チェンバロ専攻を修了。現在はチェンバロ、オルガン、フォルテピアノ、クラヴィコード、モダンピアノ計5つの鍵盤楽器を操る。
大学院在学中に古楽科のティーチングアシスタントに指名され、後進の指導にあたる。ベルリンフィルハーモニーのオーボエ奏者、クリストフ・ハルトマン氏に招かれ、ハルトマン氏のソロリサイタルに出演するなど、通奏低音奏者としても広く活躍。
2019年、バロックから近現代までの作品をヒストリカルに演奏することを目的とした”Lynx Consort”をチェリスト山根風仁とともに立ち上げ、チェンバリスト、オルガニスト、およびCEOとして、第一線で活躍する奏者とともにコンサートシリーズを展開中。スプラアンサンブル稽古ピアニスト。
チェンバロを大塚直哉、Pieter-Jan Belder(オランダ)の各氏に、通奏低音を今井奈緒子氏に師事。

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Duo Axia (ピアノ:伏木 唯、チェロ:山口 徳花)

2017年初頭にベルリン芸術大学で学ぶ二人により結成。
これまでにベルリンおよび東京にて計6回のデュオリサイタルを開催し好評を博す。
《Axia》とは「価値あるもの」を意味するギリシャ語であり、お客様に価値ある時間を届けたいという想いのもと命名された。
演奏動画はここをクリック

 

 
 

伏木 唯(ふしき ゆい、ピアノ)
札幌出身。4歳よりピアノを始める。
東京藝術大学を卒業。在学時にアリアドネ・ムジカ賞、卒業時に同声会賞を受賞。その後渡独し、ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生、ヒンデミット財団奨学生、文化庁新進芸術家海外研修生として、ベルリン芸術大学にて研鑽を積む。学部、修士課程を経て、現在は国家演奏家資格課程に在籍中。
2017年第63回マリアカナルス国際ピアノコンクール入賞、2018年第4回高松国際ピアノコンクールにて第3位入賞など他多数。
これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、藝大フィルハーモニア、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、高松交響楽団と共演。また国内外で多数のソロリサイタルを開催するほか、室内楽の分野においても活動の幅を広げている。これまでに小熊倫子、浜田典子、北島公彦、青柳晋、パスカル・ドゥヴァイヨン、村田理夏子、ビョルン・レーマンの各氏に師事。
オフィシャルサイト
https://www.yuifushiki.com

山口 徳花(やまぐち のりか、チェロ)
3歳でピアノを始め、12歳でチェロに転向。
東京藝術大学音楽学部にてチェロを河野文昭、山本裕康、西谷牧人の各氏に、室内楽を加藤洋之氏、玉井菜摘氏等に師事。
卒業後ベルリン芸術大学音楽学部にてチェロをマルクス・ニコシュ氏に、室内楽をアルテミスカルテット等に師事。2015年、同音楽学部を最優秀の成績で卒業すると同時に同大学院修士課程に進学。ベルリン・ヒンデミット財団、Ad Infinitum(DAAD)財団等より奨学金を受け研鑽を積み、在ドイツ日本国大使館をはじめドイツ各地で演奏会や音楽祭に多数出演を重ねる。
現在は主に東京を拠点とし、在京オーケストラへの客演や室内楽での演奏活動、後進の指導の傍ら、グレゴール・ホルシュ氏(コンセルトヘボウ管弦楽団首席奏者)のもとへ定期的に通い研鑽を続けている。
令和2年度(財)地域創造・公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業・長野セッション参加。
オフィシャルサイト
https://www.norikayamaguchi.com