スタジオ ピオティータのスタインウェイ
スタジオピオティータでは、1931年製(1990年リビルド)のニューヨーク スタインウェイB型を設置しております。
リビルド工房はニューヨーク市ブルックリンにあり、ニューヨーク スタインウェイ工房から独立した親子の職人さんの経営です。
このニューヨーク スタインウェイはハンブルグ スタインウェイのようにエナメル仕上げではなく、つや消しの地味なボディです。これは単なる外観の問題ではなく、塗膜が薄い為に楽器全体で音が鳴りやすくなり、ハンブルグ製に比べて透明感のある音を出すのに役立っていると言われています。比較的キラキラした高音部と落ち着いた気品のある中低音のバランスが良く、清音調整によって音色の個性も出しやすいのです。
経験豊富なプロの録音技師さんによるサンプル音源をどうぞお聞き下さい。
世界最高峰の常設ピアノトリオ、トリオヴァンダラーのピアニスト:ヴァンサン・コック氏も大変に気に入ってくれました。いわく・・「この頃のピアノは、たっぷりとした豊かな音が、よく伸びるんだよね。」
<スタジオ ピオティータを訪れたトリオ・ヴァンダラーのPf:ヴァンサン・コック(左)とVn:ジャンマルク・ヴァルジャベディアン(中央)>
★トリオ・ヴァンダラーはスタジオ ピオティータの運営会社である一般社団法人ムジカテミスの海外アーティストです。
◎ ピアノの調整・維持
リビルドであるからこそ、タッチやピッチの維持は非常に大切になります。スタジオピオティータでは、24時間365日空調システムを稼働させて温度湿度の管理を行い、常にピアノの状態を維持しております。また、1996年にこのスタインウェイを日本に移動させて以来ずっと、スタインウェイの日本における公認代理店である松尾商会のテクニシャン磯村さんに日本の湿度・スタジオの広さや響きに合わせた音色の調整、そしてヴィンテージ・ピアノならではのパーツのメンテナンス等をお願いしております。スタジオのご利用頻度やコンサート開催などに応じて、頻繁に調整させていただいております。
リビルドであるからこそ、タッチやピッチの維持は非常に大切になります。スタジオピオティータでは、24時間365日空調システムを稼働させて温度湿度の管理を行い、常にピアノの状態を維持しております。また、1996年にこのスタインウェイを日本に移動させて以来ずっと、スタインウェイの日本における公認代理店である松尾商会のテクニシャン磯村さんに日本の湿度・スタジオの広さや響きに合わせた音色の調整、そしてヴィンテージ・ピアノならではのパーツのメンテナンス等をお願いしております。スタジオのご利用頻度やコンサート開催などに応じて、頻繁に調整させていただいております。